-学生の足を救う- 最近の子供の足に合わせた痛くないローファーを作る 踵の靴ずれ

今回取り上げる2タイプの足の形の人にとって、既存の良く見かける学生ローファーを、足に合わせて快適に履けるようにする方法はありません。無いので、今すぐスニーカーにするべきだと言いたい。
そもそも、なぜ既存の学生靴(ローファー)が、学生用として推奨されているのか全く理解できません。
それでもローファーを履く(履かなくてはならない)学生のために今回ローファーを作ります。

学生ローファーで足が痛いと言えば浮かぶのは靴ずれです。
学生時代の嫌な思い出の一つとなっている人もいるのではないでしょうか。
学生ローファーが足に合わなかったことがきっかけで、革靴は自分には合わないと本気で思ってしまう人もいます。
踵を目いっぱいすり減らし、甲革は表面が剥げ落ちて、いまにも穴が開きそうなローファーを履いている学生をよく見かけますが、そこまでなっても履く理由の多くは新しい靴は足が痛いから。ボロボロでも足に馴染んだ今の靴が良いという理由で履き続けています。

そんな彼らがやむを得ず新しい靴を履いた時に悩まされる問題の最大の一つが靴ずれでしょう。
そして、学生ローファーの靴ズレで最も多い場所といえば踵です。
靴ずれの起こる原因には、「歩き方」や「靴が合っていない」などと言われることが多いです。
靴が合っていないという場合、たいてい靴がきついために靴ずれを起こすと説明されていますが、ローファーで学生が靴ズレを起こす場合は必ずしもそうではありません。
靴が緩くて靴ずれしているケースを良く見かけます。

緩くても靴ずれを起こす理由は2つあります。
1、靴のトップライン、履き口のラインのことですが、これが硬い。
2、細く長い足では、緩くてパカパカでも踵は少し触れてしまう。
このためにパカパカしているのに踵と擦れるため靴ずれになるのです。

緩いきつい以外で靴擦れを起しやすい理由は踵の骨がポコッと飛び出している足。
この場合は靴のかかとが浅い場合に靴擦れを起しやすいですが、ポコッと出ているとどうしても当たるため、やむを得ない場合もあります。これについては対処法があります。工夫次第で自分自身でも出来るかもしれませんので、やり方を考えて後で紹介します。

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足の知識

R.F academyでは、足を全身の中の大切な1部分として捉えるために、足だけではなく全身の解剖学、運動学などの授業がしっかりと設けられています。
靴を作る上でこれらの知識を活かせるようになるのは、初めのうちは難しいでしょう。
しかし、経験を重ねるほどに身体と運動、トラブルについての知識を必要と感じるようになります。足の知識しかなければその中で工夫するしかありませんが、足が身体の一部分である以上、足を入れる靴であっても、それは全身との調和を考えられているべきです。そのための知識を、広く深く、しっかりと学びます。
靴学校921
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