-学生の足を救う- 木型について1

細身の足フットプリント
細くて長い足のための学生ローファーは、どんな木型になるのでしょうか。
細くて長い足とはどういう足か。
上の写真は数人の足を計測した内、ある細い足の計測結果です。

普通の人がこのデータを見て「うわ、細いね」とは言わないでしょうが、このような画を見慣れた人からするとこの足は細いと感じることでしょう。
細くて長い足は、足の長さに於いて、足の指が占める割合が多いことが多いです。つまり、足の指が長いのです。足が細い人は、このように足の指が長い場合が多いです。
このような足が細い人が既製品を履くとたいてい次のようになります。足長23センチの場合に、23センチと表記されている靴を履くと、横幅が緩くなってしまいます。逆に横幅が合っている靴はつま先が当たってしまいます。
この計測データの足の人も、靴を買いに行くといつも同じ理由で困っているそうです。

既製靴を選ぶ際、このように全体に細く長い足の人は、靴のつま先が丸く短いタイプの靴を履くことは難しいです。

つま先比較
つま先比較

靴には足の指より先にゆとりがあります。これを捨て寸と呼びます。
左の先が丸いタイプの靴では、この捨て寸が短く設定されていて、右の先が細い靴は長く設定されています。
既製靴を選ぶ際には、足長(踵からつま先までの長さ)が23センチの人の場合、右のように捨て寸が長く設定されている靴で、22.5センチを履いた方が無理なく履けます。

学生ローファーはこの捨て寸が短く設定されている靴の典型のような形をしています。
ですから、細くて長いタイプの足には合わないのです。
今回の学生ローファー細くて長い足タイプの木型は以下のように製作する。
※足長に対する指の割合を多くとる
※踵を細く
※捨て寸は既製の学生ローファーよりも少しゆとりを持たせる。
※甲を低く設定する

R.F Academyカリキュラム案内

木型

オーダーの靴であっても、既製品の靴であっても、先ずは多くの人の足を見て触ることが必要である。足を触ることが大切なのは、寸法を測ったり、足型を採ったりしただけではわからない情報がたくさんあるからである。
では、足をどのように触るか、どのような情報を得ることが出来るのか、その情報をどう活かすのか、そうした知識は短時間のセミナーで身に付く物ではなく、基礎を学び、地道に知識を積み重ねる必要がある。靴学校に於いて知識の部分はどうしてもおまけの講義になりがちである。R.F academyでは、この足の情報を得ることを、靴、治療、スポーツや運動という観点から行うことを学ぶ。それによって、得られる情報は飛躍的に多くなり、あなたの作る靴に説得力を与えることとなる。
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