-学生の足を救う- フィッティング

足が細身でローファーを履くと脱げてしまうか、親指が当たってしまっていた足の高校生に試履きをしてもらいました。
今回フィッティング用に試作した靴は、23.0センチとして作りました。
細身の足向けの靴ですが、指がまっすぐに伸びた状態でいられるよう、つま先部分はゆとりのある作りです。

1人目 普段23.0センチのローファーを履いている18歳


いつものローファーでは、指先が少し当たっていて、それでも踵は脱げてしまう。そのため、靴が脱げないようにいつも足の指で靴をつかむように力を入れている。

履いてすぐの感想は、「すごいフィット感!」「でも、指が自由に動くくらい前の方は楽!」


背伸びをしてみてもらっても、踵が抜けません


いつも履いているローファーを履いて背伸びをしてもらいました。指先が当たっているのに踵は抜けています。


普段ローファーは靴下で履くそうですが、ストッキングだけでもぎりぎり踵は抜けませんでした。


2人目 普段は23.5センチのローファーを履いている17歳


いつものローファーは踵が抜けやすく、踵に靴擦れが出来てしまう。かといって23.0では指が当たってしまう。


普段23.5センチを履いているということで、甲の部分が少しキツイものの、23.0センチのこの靴では指先も当らず、問題なく履けそうとのこと。


背伸びをしてももちろん踵の抜けはありませんでした。


修正するべき点
指先のゆとりを作るためにつま先辺りの厚みを厚めに作っていましたが、あと1ミリほどは厚みを落とした方がかえって履きやすくなるでしょう。


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木型について

木型のどこに手を加えると履き心地にどのような変化をもたらすのかは、実際に靴を作って履いてみるしかありません。プラスチックシューズなど、足と靴の当たり方を見ることが出来る便利な素材はありますが、やはり靴にして、履いて歩いて初めてその変化を実感できるものです。 R.F Academyでは、2足目の靴作り以降、必ず木型には手を加えるようにします。2足目に対してどのように履き心地を変えたいのかを設定し、どのようにすれば思ったような変化が得られるのかを仮定して手を加えます。そして靴を作り、想定したとおりの結果が得られたかどうかを検証します。
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